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竹内好かく語られ記

一期一会 人間、竹内好の魅力

竹内好
竹内好は、じつに多くの人々に「語られ」ています。残念ながら、そのほとんどのものはいま書店で手に入れることが困難です。ここでは著作権者の了解がいただけたものについて、順次掲載をいたします。作家





飯倉照平 「人々はつどい、かつ散ずる」NEW
著者略歴
1934年千葉県生まれ。東京都立大学人文学部文学科(中国文学専攻)卒。出版社勤務ののち、神戸大学文学部教員、雑誌『中国』編集部、平凡社版『南方熊楠全集』校訂者ののち、1974~97年、都立大教員。南方熊楠邸の資料整理に協力。2004年南方熊楠特別賞受賞。没年2019年。
著書に『魯迅』(講談社、1980年)、『南方熊楠 森羅万象を見つめた少年』(岩波ジュニア新書、1996年)、『中国の花物語』(集英社新書、2002年)、『南方熊楠 梟のごとく黙坐し居る』(ミネルヴァ日本評伝選、2006年)、『南方熊楠の説話学』(勉誠出版、2013年)、『中国民話と日本』(勉誠出版、2019年)、訳書に『中国民話集』(岩波文庫、1993年)などがある。



千田九一 「長泉院の夜」
著者略歴
1912年山口県に生まれる。1936年東京帝国大学文学部支那文学科卒。竹内好、武田泰淳らの「中国文学研究会」に参加、戦後は機関誌『中国文学』の編集にあたる。また高見順らの文芸同人誌『日暦』にも参加した。戦後、小野忍とともに『金瓶梅』を訳した。没年1965年。



岡崎 俊夫  「中国文学研究会」のこと(1) 
著者 略歴
1909年青森県に生まれる。1927年浦和高校文乙に入学。1930年東京大学文学部支那哲学科入学。1934年竹内好・武田泰淳らと「中国文学研究会」設立準備。1935年『中国文学月報』発行。1936年朝日新聞入社。戦後も、朝日新聞勤務と併行して中国文学の翻訳や大学で中国文学の講師を務める。1959年死去、五十歳。主な著作に遺稿集『天上人間』



安田つたゑ 火曜会の記録―安田武の日記から 



松井博光  あるのかないのか、故郷 
著者 略歴
東京都立大学教授・塾員



松下 裕 実生活のうえで
著者 略歴  
ロシア文学者 元筑摩書房編集者



井手 孫六 「竹内好と臼田町」覚え書
著者 略歴  
長野県臼田町出身、元中央公論編集者、直木賞作家



鶴見 俊輔 ■追悼 橋川文三■ 橋川文三の思い出



鶴見 俊輔 竹内好の文体



中村 輝子 竹内さんの励まし
著者 略歴
元共同通信記者、翻訳家



近藤 裕 都立大・中文に学んだ頃
著者 略歴
税理士、東京都立大学中国文学科卒



夏目 久夫 臼田にて 竹内好「ふるさと」考
著者 略歴  
第一期竹内好を記録する会会員、元「魯迅友の会」世話人



松本 みどり 「好さんとのつきあい」掲載のいきさつ
著者 略歴
執筆当時「魯迅友の会」世話人



安田 武 竹内好のその好き嫌い
著者 略歴
大正11(1922)年 東京に生まれる。昭和23(1948)年より雑誌編集者・新聞記者を経て、執筆に専念。思想の科学研究会会員、日本戦没者学生記念会常任理事。主な著書に、『戦争体験』(未来社)、『定本戦争文学論』(第三文明社)『新版学徒出陣』(三省堂選書)、『型の文化再興』(筑摩書房)、『日本の人形芝居』(平凡社)ほか。
< 『ある時代』日本エディタースクール出版部 1977年刊より。なお、安田さんは1986年10月16日に亡くなられました>



重永 博道 竹内好さんのこと たった一通の葉書
「山脈の会」会員 元「安田武をイビル会」事務局



木村 聖哉 竹内好さんのこと 片思いの記-私の中の竹内さん-
元中国の会会員 元「話の特集」編集者



金子 勝昭 竹内さんが言わなかったこと
元「文芸春秋」 元「中国の会」会員 火曜会メンバー



田辺貞夫 熱っぽい著者の息吹 ―竹内好著『中国を知るために』(全三冊)―
著者 略歴
昭和10年(1935年)東京生まれ。昭和36年法政大学卒。同年普通社入社。39年から勁草書房。「橘樸著作集」「尾崎秀実著作集」「古在由重著作集」「吉本隆明全著作集」「井上光晴第三作品集」などのほか、竹内好、武田泰淳、駒田信二、尾崎秀樹、橋川文三、石堂清倫等の単行本及び中国、アジア関係の図書をてがける。60年安保以降始まった「中国問題研究会」から『中国を知るために』の出版への過程を、竹内たちの活動のそばにいて、編集に携わる。共著に「本の誕生」「忠臣蔵の謎」など。



中島 岑夫 ①古田さん、竹内さん | ②まとまらない思い
著者略歴
1933年8月2日生まれ、1995年10月26日没
東京大学文学部国史学科卒業後、筑摩書房へ入社し、『展望』編集長、取締役編集部長を経て、1987年退社。在社中に『魯迅文集』『竹内好全集』を担当した。竹内の最後の入院中は、丸山ワクチンを手に入れるため日本医大に通い続けた。著書『幕臣福沢諭吉』(TBSブリタニカ)他



岡山 猛 思い出すまま
著者略歴
大正10年2月12日東京上野生まれ。平成4年8月23日没。昭和18年東京帝国大学法学部卒。日本読書新聞社に勤務の後、筑摩書房に入社。『展望』編集長、筑摩書房社長を歴任。『日本イデオロギー』『魯迅作品集』担当。竹内から家を建てる土地を探すことを頼まれて奔走。東京都武蔵野市吉祥寺を紹介する。竹内は疎開先の埼玉県浦和からここに居を構え、終の棲家となった。



斎藤 秋男 回想・戦地体験
著者略歴
元中国文学研究会同人
1917年(大正6年)東京に生まれる。/1941年3月東洋大学文学部中国哲学文学科卒業、中国思想史専攻/(1942年2月~45年8月兵役)/1946年~50年中国研究所、1950年~52年東洋大学、1953年~64年北海道大学、1965年~88年専修大学に勤務し、東京大学、東京大学大学院、東京外語大学、東京都立大学、東京教育大学、名古屋大学、早稲田大学、一橋大学等で非常勤講師を歴任/1977年~82年社団法人・中国研究所代表理事→理事長/1989年~専修大学名誉教授、東洋大学中国学会会長、中国児童文学研究会顧問、日中藝術研究会顧問・日中友好協会参与等を歴任/2000年3月19日82歳で永眠

【主な著書】
『陶行知・民族解放の教育』(明治図書)、『評伝陶行知』(勁草書房)、『中国現代教育史』(田畑書店)、共著『社会認識の教育』(東洋館書店)、『中国教育史』世界教育史大系4(講談社)、『子どもと民族の発見』(明治図書)、『陶行知・生活教育理論の形成』(明治図書)、『教育のなかの民族・日本と中国』(明石書店)、『比較子ども学 日本・中国そして私』(教育史料出版会)他

【主な編訳書】
『ツバメの大旅行-中国児童文学選』(編訳、牧書店)、『ミミズとミツバチ-中国児童文学選』(編訳、牧書店)、鄭振鐸『書物を焼くの記』(共訳、岩波書店)、陶行知『民族解放の教育』世界教育学選集15(編訳、明治図書)他



丸山 真男 好(ハオ)さんとのつきあい



丸山 真男 竹内日記を読む 丸山真男氏に聞く
聞き手・『ちくま』第一三八号編集部



野村 玉江 私信親展
著者略歴
1936年、佐賀県に生まれる。京都女子大学(短大)卒業。中島玉江詩集『日本列島星屑町にて』(思潮社刊)なお、野村さんは2009年1月9日に亡くなられました。



鶴見 和子 竹内好氏から「火を盗め」るか | 追悼 竹内好 遠くにあって おもう



久野 収 竹内好への弔辞



鶴見 良行 東南アジアで竹内さんを想う



武田 泰淳 竹内好の孤独


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