「玉か石か保証はしないが、ひとつ試してみませんか?」
1910年10月2日 - 1977年3月3日 長野県南佐久郡臼田町生まれ。東大卒。中国文学者・思想家・評論家。魯迅の研究・翻訳を中心に戦後の言論界で独自の発言を展開。著者の言葉
2008年12月、元中国の会、元魯迅友の会の面々が集い「竹内好を記録する会」を結成しました。
この会は、近年再び評価の高まっている「思想家 竹内好」に、69年から72年中国の会解散(一部は75年事務所閉鎖)までのあいだ、代々木の中国の会事務所に集い、竹内好と身近に(恐る恐る?)接していた、当時20歳前後の面々を主なメンバーとしています。
きっかけは、竹内好の長女である裕子さんの熱心な思いがありました。「生活者 竹内好」を竹内好研究に加えていくことで、「人間 竹内好」を後世の人に幅広く伝えていきたいというおもいでした。
活動は始まったばかりですが、これまでの討議の記録を掲載し、今後の活動をこのホームページから発信していきたいと考えております。
竹内好は、じつに多くの人々に「語られ」ています。残念ながら、そのほとんどのものはいま書店で手に入れることが困難です。ここでは著作権者の了解がいただけたものについて、順次掲載をいたします。